知恵の時代の働き方とは
先日、世界を代表するIT企業に行く機会がありました。
これまで色々な会社にお伺いさせていただくことがありましたが、今回とても勉強になったことが二つありました。
一つは非常にダイバーシティが進んでいること。その会社に訪問すると、すれ違ったり、待ち合わせをしている社員の方や、来客者など、
私の感覚では3分の1は外国籍の方という印象でした。 また、受付システムのタッチパネルも英語で、ここまでグローバル化が進んでいる企業は日本にそうはないのでしょうか。
国籍、年齢含め、様々なバックグラウンドの方を社内で見かけましたが、社員の方々の多様性のある視点がこの会社のイノベーションの原動力になっているのだと感じました。
もうひとつは働き方についてです。 その会社は都心とは少し離れた、レジデンシャルエリアにあるのですが、
通勤も一般的な流れとは逆方向のため、ラッシュには合わず、さらに自転車通勤も推奨しているということでした。
また、近隣には都心にあるような飲み屋街もないため、自宅にまっすぐ帰宅することが多くなるのではないでしょうか。
その結果、家族との時間や自己研鑽への時間も確保でき、健康も促進され、それがよりイノベーティブな仕事につながっているのだと思います。
今回の会社訪問を通じて思ったのは、知恵一つが大きな価値を持つこの時代、いかに「良い知恵」が出やすい働き方、
生活をするかが大事だということです。ここで「良い知恵」とはどのようにして生まれるのか、私の考えを述べておきますと、
自分の中に蓄積された知識や経験が、何かのきっかけで結び付いて生まれるものだと思います。
そう考えると、「良い知恵」を出すためには日ごろから知識や経験の蓄積をしておかなければならないのです。
具体的にはいろいろな方にお会いすること、生活においては家族と過ごしたり、子育てをしたり、旅行に出かけてみるというのも自分の知識や経験の蓄積に大きく役立つはずです。
仕事はもちろん生活も充実させることで自分をレベルアップさせる。それがお客様への一番のサービスだと考えます。
当社においても、お客様へより良いサービスを提供するために、仕事、生活を通じて、全員が自己のレベルアップを目指して取り組んでまいります。