モデルナ社から考えたこと
2021年も残りわずかとなりました。今年も昨年同様コロナに翻弄された1年でした。
そのような中、ここ2年で最も耳にすることが多かった会社名は?と聞かれたらどこの会社を思い浮かべるでしょうか。
トヨタやテスラでしょうか。私はファイザー、モデルナを思い浮かべました。
そう思われる方も少なくないと思います。
そこで、モデルナという会社から考えたことを書いてみたいと思います。
モデルナ社は2010年9月創業という大変新しい会社なのです。
ということは、創業してから約11年で世界で最も影響力のある会社の一つになったと言えると思います。
ちなみに直近の年商は約2兆円になるだろうということです。
モデルナ社がここまでの会社になることができたのはいうまでもなく「mRNA」を活用したワクチンの開発によるものでしょう。
専門的なことはわかりませんが「mRNA」という一つのプラットフォームがモデルナ社を大きく飛躍させたということです。
これはAmazonやFacebook(現Meta)が、創業者の作った一つのプラットフォームで世界的な企業になったことと、同じだと思います。
つまり、一つの発見や知恵が資本を呼び、会社を飛躍させたということです。
もちろん、ビジネスの上では歴史や資本力もあった方が良いのは間違いありません。
でもこれからの時代は知恵があるかどうかが飛躍のカギということになるのではないでしょうか。
当社においても突飛な発明をしようとか、そういうとことではありません。
日常の業務の中で、それぞれの持ち場や立場で一工夫する、知恵を出すということをやっていきます。
原材料の高騰など、外部環境は厳しくなりますが、一つの知恵や工夫こそがお客様、社会に貢献し、会社の飛躍につながるということを心掛けながら2022年も業務に励んでいきたいと思います。